2011. . 17

国語の教科書 柿の木のある家

             通りすがりで撮った若い柿の木。
柿の木

 夏には目立たぬ緑色だった柿達が少しずつ橙色に色づいてくると いつのまにか秋になっています。
そうして
柿の木をみると思い出いだすのです。自分の幼い頃

柿ノ木のある庭。

縁側に座り、太陽の日差しを浴びながら柿の木を見上げる。

柿の木は、物心がついた頃にはもうすでに大きい木で 小学生の頃にはよく柿の木に登ったものなのです。

国語の教科書には 壷井栄の「柿の木のある家」が載っていました。

柿の木というと 国語の教科書と庭にあった柿の木を思い出すのです。


三太郎おじさんの家には立派な柿があり、毎年沢山の実がなるのですが その柿の根元に石を置いたところ、
次の年には実がならなくなってしまい... と、いうようなお話でした。

庭にあった柿の木の下にも石が置いてあったので だいじょうなのかしらんと心配したりしたものです。

---------------------------------

車を走らせていると目にとまる風景の中にちらちらと柿の木を見かけます
田舎の庭には 柿の木がある家が多いです。
実がつくので この時期にとても目立つのです。
殆どの渋柿は放っておかれ
それから直に寒さで葉が落葉し
いつの間にか冬になり、
柿の木はじっと春を待ちます

そうして
春がくると 柿の木は 明るい緑の新芽を幹のあちこちから出します

柿の幹と柿の新緑の色がとても対蹠的で この時期の柿の木にも見とれてしまいます。
春の柿の新しい芽はなんて綺麗なんでしょう
雨に濡れた柿の木の幹は黒く太く、その枝から萌える新緑
「生きている。」「息吹。」を感じるのです。


5月位の新緑の時期、そして 秋の柿の実がなる時期に
思い出したように柿の木を眺めます。
眺めるというより、見入ってしまいます。
それほど教科書の中で読んだ 柿の木のある家の話は
あたしの幼い頃の思い出と共に私の中に深く染み渡ってしまっているようです。

-------------------------------------------------------------------

自分(私というもの)が形成されるのは 学んでいく課程の 幼い頃から20歳位までなのでしょうか
骨格が出来、そこに 色々なものが肉付けされていくようなものかしら。


小学校、中学校の国語の教科書には大変お世話になりました。


「こころ」「羅生門」「はしれメロス」 山椒魚」「羅生門」「杜子春」「蜘蛛の糸」
「ナシ売りと仙人」
 戦時中の動物園の象のお話。シートン動物紀の中の何か、狼王ロボだったかしら
椋鳩十の片耳の大鹿があったのだったかしら。

タイトルは、忘れてしまったけれど
 男の子が飼っているリスに アオムシをみせたらリスが食べてしまって男の子がショックを受けたという話しもありました。


 とても憶えているお話の中のひとつ。 


ヘルマン・ヘッセの「少年の思い出」

あらすじ (ウィキペディアから抜粋)
主人公の「僕」は、幼いころ蝶・蛾集めに夢中になっていた。最初は、はやりで始めた蝶・蛾集めだったが、「僕」は時間も忘れるほど夢中になっていた。隣に住んでいる「エーミール」は、非の打ちどころのない悪徳を持っていた。彼は「僕」が捕まえた珍しい蝶(コムラサキ)を見るなり、20ペニヒと値踏みした上、様々な難癖を付け始めた。少年たちが大きくなったある日、エーミールは珍しい蛾(クジャクヤママユ)をさなぎからかえした、といううわさが広まった。「僕」はその蛾が見たくて彼の家を訪ねたが留守だったので、クジャクヤママユを一目見ようと彼の部屋に入り、その美しさゆえに盗みを犯してしまった。だが、罪悪感と焦りで蛾をつぶしてしまった。すまなく思い、彼に謝りに行くが、怒りもせず軽蔑的な眼差しで冷たくあしらうだけだった。そして「僕」は収集した蛾や蝶をすべてつぶすのだった。


--------------------------------------------------------------------------------

「泣いた赤鬼」や「かもとり権兵衛」などもありました
畑正憲さんの作品もあったかな
アンネフランクの話しもあったような気もするけど 
自分で読んだものなのか ごっちゃになって憶えてないです。

その頃に先生に薦められる本を図書館で借りて、ドキドキして読んでいた事を思い出します
そしてその頃に感じた感性などは
今も 哀愁とともに 淡いものとなったり、切ないものとなったり、時の流れと共に
姿を変えながら、胸の中に残っているのです。



        図書館の本の匂い、大きいどしりとした本棚。
             
           国語の教科書を開くのが好きでした。の りいのすけでした。


 HOME 
googlec8e571c2cbff9c41.html