2012. . 02

夏です。ちいさなお話をひとつ。

空港に着いたのは午後。


ホテルに荷物を置いて国際通りへ。 まだ時間があるわね首里城へ寄れるわ。と足をのばしました


首里城に入る前に 一軒の小さなお店がありました。 
白いプラスチックの簡易な椅子に丸いテーブルや四角い机が外に並んでいます
かき氷やグアバジュースなど生のジュース、軽く軽食もとれる所です

帰り際に少し一休みしましょうと
そこの椅子に座って シークワーサーのカキ氷と サーターアンダギーをお願いしました

注文に頷くだけな60過ぎから70位の無口な感じの男の人

 シークワーサーのカキ氷。 
カキ氷
  途中まで食べて 写真を撮るという。・・・ヾ(^-^;)


シャカシャカと氷をかく音がして、コトンと置かれたカキ氷
どんな味かしらとスプーンですくい、一口食べたら「うわ。おいしいいーおいしい このカキ氷」
声が出るほどおいしいのよ



お店のご主人が口を開き 「大人の味だよそれは」と ぼそりと言ったの

「大人の味。。それじゃ、あたしはその味を今わかるようになったのね?」と あたし。

シーンとした後に笑い声


ご主人「サーダーアンダギーも食べてみな。うまいから。」


ひとくち食べたら、その揚げてある外側の固く、サクッとしていてキチっと音のする生地なの

あたし「あ、おいしい」

ご主人「だろ?これが本物のサーダーアンダギーだよ。この頃はドーナツみたいなのばかりで
    あれはサーダーアンダギーじゃない」


そうなの?そこから少しばかり話をしはじめました。


どこから来たのか?やら雑談になったのだけれど

ご主人さん「俺は生まれは北海道なんだ」と、言われるものだから 

ええ?と驚き、沖縄が地元ではないの?と、もう一度聞き返すと
仕事で転々と動き、沖縄で長年働いたものだから
ここで第2の人生を送ろうと思ってと。

北海道には帰っているの?と尋ねると

長い間北海道は離れているからね
両親は他界しているし実家には戻れないから
今では観光旅行で北海道にはいくようなもんだよ

時計台を知っているかい?見た事はあるかい?
ちっぽけにみえるけど 昔は時計台のまわりは何もなかったんだよ
だから待ち合わせ場所に使われていたんだよ
ハイカラだったからね。

そうか
この人は
企業戦士の時代の方なのだ。


「恋の町札幌」の歌、知ってるわよ?とあたし

ご主人笑いながら 石原裕次郎かい。そんなに古い歌、よく知っているなあ。

知っているわよ。母が歌っていたし太陽に吠えろを憶えているもの。 

 ----------- ついに---------

時計台の下で逢って~♪ 私の恋は はじまりました~
だまってあなたに ついてくだけで
私はとても 幸せだった~

と、歌う(口ずさむの方が正しいかな?)途中で お客様がいらっしゃいましたので途中でやめて席を立ちました



あたし「また来たら、寄らせてもらうね。ご馳走様、ありがとう。 またね」 



ご主人「あいよ」








       

   一旅の思い出です。の、りいのすけでした。






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